2017年12月12日火曜日

姪浜漁港の有名人による校区人権講演会

12月10日に人権週間の締めくくりで、校区人権講演会を開催しました。講師は20有余年、姪浜漁港でヨット生活をしているヤップ・モルダーさん、マライカ・ヤンセンさんのオランダ人夫妻です。


オランダから福岡に来るに至ったいきさつや姪浜漁港に定住することにした思いなどを中心に日本社会や日本人の人情についても映像を交えながらお話いただきました。講堂がいっぱいになるほどの来場でした。福岡にすみ着いて何か困ったことや人権的な問題はありませんでしたか?という質問をしましたが、自分たちはラッキーで出会った人すべて暖かく接してくれて、日本人の人情のやさしさに助けられましたということでした。また治安をふくめ日本の生活の安全度も定住の決め手になったようです。マライカさんは市内小学校3校のネイティブ・スピーカーをされています。ヤップさんは2校のネイティブスピーカーのほか漁港の漁の手伝いもされているそうです。



講演後のお話の中で、奥様のマライカさんが航海途中で出会った貧しい国の子ども達に、毎年クリスマスプレゼント(文房具や日用品を中心に)を送っているというお話も伺いました。
ご両人はとても仲良しな姉さん女房のご夫婦です。講演会に参加された方々もそんな印象をもたれていました。また自由なシンプルライフを実現されていてうらやましいなどの感想もお聞きしました。原則毎日曜日姪浜漁港で5時半から開催されている朝市でお手伝いされていますので、お会いしたい方はお出かけください。