2015年12月9日水曜日

校区人権講演会は感銘深いものでした

11月29日に校区人権尊重推進協議会主催の人権講演会がありました。
講師にはRKB毎日放送で「今日感テレビ」のプロデュサーをされている神戸金史(かんべかねぶみ)さんを迎え、『うちの子~自閉症という障がいを持って~』という演題でのお話でした。会場の公民館講堂がいっぱいになるくらいの聴衆で、みなさん終始真剣な表情で聞き入っていました。
自閉症のご長男の育児のお話をメインに、自閉症のお子さんをお持ちのご家族の取材のお話など衝撃と感銘しました。
わが子が自閉症とわかってからの奥様の育児への覚悟と気丈さが上映されたDVD映像から伝わってきました。また余命宣告を受けているお母さんのその時が来た時のわが子に対する思い、育児に疲れてわが子ともどもという取材先の話には強い衝撃を受けました。
最後に神戸さんは、自閉症という先天性の病について社会がもっと理解を深めて、あたたかく見守る環境作りが不可欠と締めくくられました。
現在、神戸さんのお子さんは特別支援学校の高等部で元気に頑張っておられるそうです。
皆さん、機会をとらえて人権講演会に積極的に参加しましょう。